会社案内 Company

当社は、不動産デベロッパーの「タウン開発株式会社」と、東証一部上場の「藤田観光株式会社」の二社共同出資により、昭和61年春にオープン予定の、新宿ワシントンホテル新館アネックス　の経営を担う目的で、昭和60年 5月に設立されました。
ホテルの運営形態の一つとして、所有・経営・運営を分業制にする場合があります。
新宿ワシントンホテル新館アネックスの場合、所有者は建物を建てたタウン開発株式会社ならびに共同事業主であるその他の地権者様、そして運営者は藤田観光株式会社がワシントンホテルとして運営する、というところまでは決まっていた訳ですが、この所有者と運営者の間に、この両者の橋渡しをする会社として、タウン開発(70%出資)と藤田観光(30%出資)の共同出資により、「ホテルの経営　に特化した会社」　として当社が誕生しました。
こうした分業制にすることで、それぞれの会社は各々の得意分野に専念でき、また、それぞれの領域の責任範囲を明確にすることで、全体としての事業効率をいっそう高めることが出来、今日に至っております。

平成11～12年にかけて、タウン開発はその会社債務圧縮のための第一弾として、所有していたこの ワシントンホテル新館アネックス の土地建物の所有権(新館全体の約75%)を段階的に、旧来より親交のあった総合ビルメンテナンス業の「株式会社日進産業」へ売却いたしました。
それと併せて、タウン開発の所有する　当社の株式(70%)　も日進産業へ譲渡いたしました。
これにより当社は、平成12年から、株式会社日進産業のグループ企業として新しい出発をいたしました。

ホテルの経営は、良くも悪くも、内外の景気動向、外国為替、自然災害、その他風評被害など、様々な影響をすぐに受けやすく、ある意味大変リスキーな業種だと感じておりますが、引き続き、日進産業グループとしてのシナジー効果を図りながら、より健全な企業体質を図るべく努力を続けてまいる所存です。
皆様には、今後ともより一層のご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。